
院長 佐藤大仁
精神保健指定医
精神科専門医・医学博士
<経歴>
2002年 | 群馬大学医学部 卒業 同附属病院で研修 |
2008年 | 群馬大学大学院 博士課程 修了 |
2009年 | 佐久総合病院 精神神経科 |
2011年 | 上毛病院 精神科 |
2015年 | 群馬大学医学部附属病院 精神科神経科 助教 |
2017年 | 仁泉堂医院 開院 |
〈学会発表〉
「あるがまま」が生むシステムの変化:森田療法の対人関係への応用. 佐藤大仁. 第41回 日本森田療法学会. 2024, Dec. 8
[解説:家族療法と森田療法は、どちらもシステム理論を背景にして考えると、多くの共通点があります。ただし、家族療法は患者さんを取り巻く環境や関係性の変化に重点を置く一方で、森田療法は患者さんご自身の内面の成長を大切にするという違いがあります。私はこれらの療法を併用することで、患者さんにとってより効果的な治療が提供できると考えています。]
精神科診療所で家族をみる-支援サブシステムとしての治療チーム. 佐藤大仁. 第35回 日本家族療法学会. 2018, Aug.10
[解説:家族の個々の構成員に焦点を当てるのではなく、家族全体を一つのシステムとして捉える場合、治療者自身も、さらに治療チームも治療システムの一部であることを意識する必要があります。その重要性について、具体的なケースを通じて解説しました。]
巻込み型の強迫症に対する入院治療-薬物・精神療法・家族介入による統合的アプローチ- 三浦侑乃、佐藤大仁ほか. 第108回 東京精神医学会. 2016, Nov. 5
[解説:娘さんが母親に対して繰り返していた確認行為に対し、「愛情確認」という視点でリフレーミングを行った結果、悪循環が劇的に改善したケースをご紹介しました。]
思春期の社交不安障害に対する入院治療の工夫 村山侑里、佐藤大仁ほか. 第105回 東京精神医学会. 2015, Nov.14
[解説:10代の女児が教授回診を怖がっていたケースです。そこで、回診中の病棟医の白衣(背中)に貼り紙をして、彼女にそれを読んでもらうという、「見られる側」から「見る側」に視点を切り替える遊びを取り入れました。当時、群馬大学病院精神科の福田正人教授もこの遊びに参加され、自由な発想が治療に活かされていた素敵な病棟だったことを思い出します。]
〈論文、著書等〉
佐藤大仁、福田正人ほか. 統合失調症 (失敗から学ぶ精神科臨床) 精神科. 2015, 27, p.396-399
佐藤大仁、上原徹. 明日からできる摂食障害の診療 I 摂食障害の歴史. 精神科臨床サービス. 2015, 15, p. 275-281
Hirohito Sato et al. Large-scale analysis of glucocorticoid target genes in rat hypothalamus. J Neurochem. 2008, 106, p. 805-814
加藤正明ら監修、飯森眞喜雄ら編集. 精神科ポケット辞典 新訂版. 弘文堂. 2006, p. 370-371 「薬物療法」の執筆を担当
[解説:薬物療法を生物学的治療の主たるものと位置づける一方で、精神科治療が生物学的・心理的・社会的(bio-psycho-social)な視点をバランスよく取り入れることの重要性についても強調しました。この考えは、当時から薬物療法一辺倒にならないよう留意していた私自身の姿勢を反映しています。]