2025年3月21日 更新
Q.薬を飲まずに治療できるのですか?
A.風邪を繰り返す方には、薬に頼るよりも風邪をひきにくい体づくりや生活習慣の見直しが重要です。
慢性的な痛みには、痛み止めより適切な運動や姿勢の改善、関節の柔軟性を高めるトレーニングが効果的です。
不快気分や不眠、不安には、安定剤ではなく、心のあり方を根本から見直すことが大切です。
どの場合も、漫然と薬に頼ることは回復を妨げる要因になり得ます。
Q. 他の精神科に通院していますが、先生が合わないので仁泉堂で診てもらえますか?
A. 現在通院中の医療機関で治療を継続することをおすすめします。通院先を変えるよりも、今の治療で最大限の効果を得るための努力をしてみてください。ただし通院先の医師と相談したうえで、お薬の治療が不要で且つ、外来森田療法を勧められた場合は、ご連絡ください。事情を伺ったうえで適応を検討いたします。
Q. 統合失調症と診断されています。仁泉堂医院で診てもらえますか?
A. 当院は神経症専門の診療所です。統合失調症や双極性障害、重症うつ病の方は薬物療法が優先されるため、対象外です。また、ご本人が診察を望まない場合も診療の対象にはなりません。
Q. 高校生ですが、診察を受けられますか?
A. 当院の診療対象は18歳以上となります。2024年8月以降、18歳未満の初診を休止しております。適切な医療機関をご利用ください。
Q. 家族や友人が同席できますか?
A. 原則としてご家族などの同席はお断りしています。(2024年8月までに家族合同面接を行っていた患者さんについては、個別に対応いたします)
Q. どうしても薬が必要な時は処方してもらえますか?
A. 当院では薬の処方を一切行っておりません。(2023年以前に通院を開始された方は、2026年5月までに他の医療機関へ紹介、または薬物療法を終了します)
Q. 死にたい気持ちが強いのですが、受診できますか?
A. 当院は、新たな生き方を見つけるための診療所です。死にたい気持ちが強い場合は、早急に対応できる精神科病院の受診をお勧めします。
Q. 会社に行くのが辛いので、休職の診断書を書いてもらえますか?
A. 当院では休職の診断書はお書きしません。森田療法では、現在の状況に従い、仕事を続けることが回復につながると考えています。休みが必要と感じた場合は、ご自身の判断でお休みください。
Q. 障害年金の申請をサポートしてもらえますか?
A. 神経症は障害年金の対象外ですので、当院ではサポートできません。
Q. 自立支援医療(精神医療)や障害者手帳の診断書を書いてもらえますか?
A. 当院は「制度に頼るよりも、自分の力で回復を目指したい」と考える方に向けた診療を行っています。新規申請のための診断書作成は行いません。詳しくは「制度利用についての当院の方針」をご覧ください。
Q. 他の精神科医療機関の予約を取ってもらえますか?
A. 予約はご自身でお願いします。当院では、必要に応じて紹介状の作成と候補医療機関のご提案を行います。
Q. 不満が多くて辛いです。話を聞いてもらえますか?
A. 不満を語るだけでは、変化は生じません。私はお話を伺った上で、あなたの生き方や対人関係の見直しを求めると思います。
Q. 不安がなくなるまで通い続けてもよいですか?
A. 不安は自然なものです。なくなることはありません。当院では、一定の診療回数や期間を設定し、治療を進めていきます。
仁泉堂医院 佐藤大仁